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古紙再生と異物
リサイクルと聞くとすぐに思いつくのが紙やペットボトルですが、やはり紙はリサイクルの代表選手と言えます。回収される量は、一年間でおよそ二千万トン。ただ、異物が入っているとリサイクルできないこともあるのです。

古紙再生と異物

 古紙を再生する技術は近年とても進歩しています。しかし、古紙には紙として適さない異物がたくさん含まれています。そのような異物を含んだまま古紙を再生してしまうと、品質的な価値がとても低くなってしまい、せっかく再生を行っても廃棄物として処分しなくてはならなくなります。

そのため、回収された古紙は、人の目で念入りにチェックしています。

古紙の中の異物として、多いものの一つに捺染紙があります。読み方は「なっせんし」と言います。捺染紙は布に文字や絵をプリント(熱によるプリント)する際に使う紙なのですが、この紙が混入してしまうと、せっかく再生した紙に点や染みが出てしまい、商品としての価値が無くなってしまいます。

驚くことに、百トンの古紙に捺染紙が一枚入っただけで、全てがダメになってしまうのです。


香り付きの紙、感熱紙、のりも異物になります

香り付きの紙というのは、石鹸が包んである紙や洗濯洗剤の紙箱、お線香の紙箱などがそうですが、これらの古紙は再生後紙に独特の異臭が残ってしまいます。

感熱紙は古いタイプのファックスや、スーパーなどのレシートに使用されていますが、これらの紙は(経験のある方もいらっしゃると思いますが)熱を加えると黒く変色するのです。

再生紙はその再生の過程の最後にドライヤーで乾燥させる工程があるのですが、その際、熱により黒い点(ピッチ)が生じてしまうのです。

リサイクルを意識して古紙を出す場合、紙箱に張り付いているアルミ箔やビニールなどははがしておくと良いです。

また、封筒などは糊やセロテープなどが付いている部分がありますから、そのような所は切り離したり、剥がしたりしてリサイクルに出すようにしましょう。


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